基本的にはダウンロードに含まれる README の手順通りでほぼ導入までできました。
いくつかハマったり、勝手に変更した箇所がありますのでメモとして。
まだインストール、初期画面表示までの確認です。
準備
- checkinstall の導入
ruby、git 等をrpmで管理するため、checkinstallを導入しています。
すみませんが、導入手順は割愛させていただきます。
動作確認したバージョンをいくつか
- Rubyのバージョン 1.8.7
- Railsのバージョン 2.3.8
=>[2011-02-26追記] ファイル選択のフォームで<BR>タグが表示されてしまう不具合がありそう。 2.3.5に変更。
また、もしかしたらgemも1.5.xだと依存性の問題があるかもしれないので、RubyGemsは1.3.7あたりをお勧めします。
=>[2011-02-27] 上記のrails不具合と思われる症状は2.3.10に変更したら解消されました。 - Passengerのバージョン 3.0.2 =>[2011-02-26追記] 特に問題はないと思いますが、2.2.7に下げました。
権限関連、他
- SELinux
本来、詳細な権限設定をすべきなのでしょうが、残念ながら知識がなく・・・
♯ setenforce 0 で SELinux を無効にして動作 - アプリケーションのディレクトリ、ファイルのオーナー変更
/usr/local/ec/public の tmp、log ディレクトリのオーナー を apache:apache に変更
また config/environment.rb のオーナーを apache:apache に変更 - /tmp ディレクトリのパーミッションを 777に変更
ここはだいぶハマってしまったのですが、Passengerのドキュメントにはテンポラリのディレクトリ設定は http://www.modrails.com/documentation/Users%20guide%20Apache.html#PassengerTempDir を参照すると環境変数 PASSENGER_TMPDIR で設定できるようなのですが、何度試しても/tmpに一時ファイルが作成されてしまいました。 - /etc/ld.so.conf.d/に usr-local-lib.conf を作成(名前は何でもいいと思いますが、拡張子がconfなら)
ライブラリのパス設定を追加する必要があるので、上記ファイルに /usr/local/lib の1行を追加し、
# /sbin/ldconfig
を実行 以上です。
- PostgreSQL 8.4の場合
yum install postgresql84
yum install postgresql84-server
yum install postgresql84-devel
でインストール - さらにアダプタ
gem install pg
ほかに気づいたら追記していきます。