さて、前回に続きFat Free CRMの導入の続きで、今回はデータベース作成を行います。
環境を再確認しておきます。
だいぶ以前にインストールしたのでバージョンの確認を。
$ ls -l /usr/local/ total 16 drwxrwxrwx@ 14 *** wheel 476 5 15 2010 apache-tomcat-6.0.26 drwxr-xr-x 8 root wheel 272 1 22 00:43 git drwxr-xr-x 4 root wheel 136 7 31 2010 hw_mobile_userdata lrwxr-xr-x 1 root wheel 29 8 22 00:23 mysql -> mysql-5.5.1-m2-osx10.6-x86_64 drwxr-xr-x 17 root wheel 578 12 29 2009 mysql-5.5.1-m2-osx10.6-x86_64 lrwxr-xr-x 1 *** wheel 32 5 14 2010 tomcat -> /usr/local/apache-tomcat-6.0.26/
どうやらMySQL バージョン 5.5.1ですね。
ちなみに以下のコマンドで確認できます。
$ mysql -u root mysql> select version(); +-----------+ | version() | +-----------+ | 5.5.1-m2 | +-----------+ 1 row in set (0.01 sec)
MySQLを起動させておきます。
インストールした Fat Free CRM のREADME.rdocを見ると、
$ cp config/database.mysql.yml config/database.yml
とありますので、database.ymlファイルをコピーします。
NetBeans上でファイルのコピーペースでもできます。
database.mysql_1.ymlという名前になってしまうので、これをdatabase.ymlに修正します。
ちなみにNetBeans上でファイル名を変更する際、ダイアログが表示されますが拡張子は表示されないようです。ですので、ダイアログにはdatabaseのみ入力すれば良いようですね。
database.ymlを見てみる(一部抜粋)
NetBeans上でファイルのコピーペースでもできます。
database.mysql_1.ymlという名前になってしまうので、これをdatabase.ymlに修正します。
ちなみにNetBeans上でファイル名を変更する際、ダイアログが表示されますが拡張子は表示されないようです。ですので、ダイアログにはdatabaseのみ入力すれば良いようですね。
database.ymlを見てみる(一部抜粋)
development: adapter: mysql encoding: utf8 database: fat_free_crm_development pool: 5 username: root password: socket: /tmp/mysql.sock
特に変更するところはないようです。ソケットファイル mysql.sock の場所は環境によって変わるかもしれません。私の場合、とくに変更しなくてもよいようです。
以前、mysql.sock が見つからなくて苦労した経験がありますが、MySQLが起動している間だけ作成されるファイルですので、このファイルを探すときは、MySQLを起動してからにしましょう。
前振りが長くなりましたが、いよいよデータベースの作成です。
NetBeansのプロジェクト上で、右クリック(私の場合、指2本でスライドパットをタップ)し、Rakeタスクの実行を選択します。
Rakeタスクの一覧が表示されるので、db:createを選択して実行します。
コンソールには
(in /Users/toshinobu/NetBeansProjects/fat_free_crm.git)
が表示されます。
Macの場合はNetBeans上からはdb:createが問題なく実行されていました。
(WindowsではNetBeans上から実行してもデータベースが作成できないようですので、コマンドラインから実行してください)
続いて、READMI.rdocには
$ rake crm:setupと記載されていますので、同じようにNetBeans上でそのとおり実行してみます。
(in /Users/toshinobu/NetBeansProjects/fat_free_crm.git) == CreateSessions: migrating ================================================= -- create_table(:sessions) -> 0.1515s -- add_index(:sessions, :session_id) -> 0.1541s -- add_index(:sessions, :updated_at) -> 0.1345s == CreateSessions: migrated (0.4404s) ======================================== : : To create the admin user you will be prompted to enter username, password, and email address. You might also specify the username of existing user. Username [system]: # UsernameとPasswordはデフォルトのまま Password [manager]: stty: stdin isn't a terminal stty: stdin isn't a terminal Email: ***@****** # Emailはとりあえず適当に The admin user will be created with the following credentials: Username: system Password: ******* Email: ***@****** Continue [yes/no/exit]: y Admin user has been created.
サーバを起動してhttp://localhost:3000/loginにアクセスしてみます。(NetBeans上で起動すると画面が自動的に表示されます。どこかで設定されているのでしょう)
system/managerでログインしてみます。
次の画面が表示されます。
日本語にするのを忘れていました。
次回は日本語にしてみます。
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